アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

ドイツの家庭のお話・・・クリスマスに向かって

こんにちは。

11月も残すところあと3日。
もうすぐ12月、年末ですね。
日本では大掃除の季節ですが...ドイツではお料理の季節です。
ドイツでは大掃除は4月に行われます。

ドイツの家庭ではクリスマスの4週前から大量のクッキーを焼きます。
4週前の日曜日はキリスト教の第一アドヴェントで、(ちょうど今年は昨日でした) クリスマスに向かってお祝いのお菓子を焼きます。

私がホームステイしていたお家では、シンプルな型抜きクッキーと砂糖かけパイを大きな缶2つ分作っていました。
それからドライフルーツが色とりどりに入ったケーキパンも。日本ではシュトーレンで知られていますが、家庭で作ったものは味が優しいですね。そしてヴァリエーションがあります。
一度に10本くらい焼きます。
アドヴェントの日曜日は、一日中お料理をする日になります。
一度作ってしまうと、あとはそれをクリスマスまで少しずつ食べていくのです。
私は日本のおせち料理みたいな伝統なのだな、と感じました。

ドイツの冬は日が短く、たいてい曇り空が続きます。
夜は家族のみんなでゲームをしました。
かつて日本でも流行った 「人生ゲーム」みたいなものです。
すごろくの複雑版もありました。
家族の方にゲームの説明をしてもらい、私もなんとかついて行きました。
ドイツのゲームは結構ルールが面倒でしたね。

でもそんな風に、テレビをあまり見ないで家族で過ごすのは良いものですね。

私が居たドイツの家庭では、食事のときにテレビを見ることは全然なく、家族でおしゃべりしました。
ネイティブの会話についていくのは大変でしたが一生懸命聞きました。
外国語の会話は、まず聞き取れることが大事なことだと思っていましたので、とても役に立ちました。

家族で食卓を囲む。
互いの話に耳を傾ける。
笑いあい、意見を述べ合う。

ドイツの家庭は、そんな普通の暮らしを大事にしています。
そして、クリスマスが近づくことを何よりも楽しみにしているようです。

私が経験したドイツのクリスマスの様子は、また書いてみたいと思います。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



今日も空がきれいです

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ロバートカイ先生の思い出 その2

こんにちは。
昨日に続きます。

ロバートカイ先生の初めてのレッスンが始まりました。

バッハのインヴェンションのG-durから見ていただきました。
弾き終わると、まず手首の使い方と頭の保ち方を指摘されました。

チェンバロは、ピアノより軽くて楽に弾けそうだと思われがちなのですが意外にもそうではありません。
指は完全に脱力していなければならないだけに、自分の思った時に音が鳴ってくれないことがあります。
指に力を入れて鍵盤を下に押せば簡単ですが、それはチェンバロの弾き方ではないのです。

ロバートカイ先生は、指と手首を連動させ、常に頭を一定の位置に保つように注意しました。手首はフレーズと共に少し回転させます。
歌い方は出来ているからと仰り、テンポとリズムの正確な取り方を指導されました。

先生は指揮者でしたので、テンポが正確に保たれていることが何より重要なことだったのです。

特に小節線をまたぐ時のリズムが「Zu kurz!」(短すぎる)と「Zu lang!」(長すぎる)を何百回となく言われながら調整されました。
先生が言うところの、「短すぎ」と「長すぎ」の間は、わずか0.01か0.02秒くらいに感じられるほど微妙なものです。

その間は必ずアーティキュレーションは切れますので、鍵盤は元の位置に戻っていなくてはなりません。そして指は素早く次の音の鍵盤に移動しなくてはなりません。
もしも鍵盤内の指のレガートで繋いでリズムを取れるならまだやり易いのですが、そうではありません。
とても大変でした。

その時から2週間に渡って一日おきのロバートカイ先生のレッスンが行われる間、私はハノーファー音楽大学のチェンバロと、教会のオルガンで毎日、インヴェンションを8時間くらい練習しました。

音楽大学のチェンバロはロバートカイ先生が学校に交渉して下さり、私がいつでも学校に入れるように手配して下さいました。
夜は10時過ぎまで練習できました。

ハノーファー音楽大学と反対方向にある教会のオルガンはポプケン氏の友人が頼んで下さり、学校のチェンバロ室で授業がある時は、そこのパイプオルガンで練習させていただきました。

今思うとなんて贅沢なことだったのでしょうか。
皆さんに助けていただいておりました。

とにかくこの期間にロバートカイ先生が言うところの正確なリズムが取れるようになりたい、という思いで必死でした。

2週間、先生は情熱的にレッスンして下さいました。そして先生と生徒の壮絶な戦いの末、ロバートカイ先生はついに最後、微笑みながら「Wunderschoen!」(素晴らしい)と言って下さいました。
先生の暖かさが感じられました。

私は達成感に溢れていました。
これだけ整った環境で、これだけ努力をすれば、ちゃんと辿り着けるということなのだと思い、ありがたい気持ちで一杯でした。

一日おきにお世話になったカント・プラッツの駅のカフェのケーキも全種類制覇(!)していましたが、
最後のレッスンの日はレッスンの前と後と、2回も入ってしまいました!

高いテーブルにもすっかり慣れて、長いカップに入ったクリーミーなコーヒーも濃厚なケーゼクーヘン(チーズケーキ)も一段と美味しかったです

ロバートカイ先生の奥様のシリ・ロバートカイ・ゾーン氏はハノーファー音楽大学のリコーダー教授で、息子さんのアドリアン・ロバートカイ氏はバロックオーボエ奏者で画家です。チェンバロに素晴らしい絵画を描いていらっしゃいます。

素晴らしい先生や御家族や周りの方との出会いに、私はいつまでも感謝を忘れないようにしたいと思います。


ドイツで習った他の先生方のレッスンの模様も、また書いて行きたいと思います。


2回に渡る長文にお付き合い下さり、お読みいただきまして、ありがとうございました。




ロバートカイ先生の思い出 その1・・・ドイツ留学ハノーファー時代

こんにちは。

昨日は思いがけなく雪が降りました。
11月としては54年ぶりだそうですね。
寒さが厳しかったドイツやフィンランドの思い出が甦ってきます。

というわけで今日は、私がチェンバロの勉強を始めた時の先生、ラヨシュ・ロバートカイ先生との思い出を書いてみたいと思います。

少し長くなると思いますが、読んでいただけますと嬉しいです。

ロバートカイ先生を紹介して下さったのは、以前このブログでも書いた、カウンターテナー歌手のラルフ・ポプケン氏でした。
先生はハノーファー音楽大学のチェンバロの元教授で、1695年にハノーファー宮廷楽長になり数々のイタリアンオペラを作曲したアゴスティノ・ステファニーの演奏に携わり、歴史の忘却の淵に潜んだ彼の作品に光を当て録音を残して下さいました。 (オペラ「エンリコ」ではポプケン氏が主役に抜擢されています)

先生は厳格という文字を顔に書いたような方で、そのレッスンの厳しさも代々に渡る音楽家の間で未だに語り継がれるほどです。
レッスンではドイツ語で 「Nein, nein, nein !」 (だめ、だめ、だめ) が飛び交うのだと。
私も始めからそんな噂を聞いてましたので、レッスン初日はとにかく緊張して彼の自宅に向かいました。

先生のお宅はハノーファー市内から路面電車に乗って3つ目の駅、カント・プラッツという所にあります。
電車を降りると、カフェと本屋さんが並んでいます。

私は緊張をほぐすためカフェでコーヒーを飲もうと入って行きました。
すると、色とりどりの綺麗なケーキが並んでいるではないですか!
朝食を食べたばかりなのについ、ひとつ頼んでしまいました。

初めてのドイツのケーキとコーヒーは、まるでメルヘンの絵本の中の光景でした
思わず、「Sehr schoen !」(すごくきれい!)と言ってしまい、お店のお姉さんに「Danke schoen !」(どうもありがとう!) と言われました。
ドイツはこのようにお店の人とお客の会話が自然に出来る雰囲気を持っています。
それもまた、良いものです。

そしていざ席につこうとすると、なんと立ち席しかなく、しかもテーブルが私の肩くらいの高さなのです
ここはドイツですものね。
私は仕方なく腕を上げて、なんとも落ち着かない格好でいただきました。
せっかく緊張をほぐそうとしたのに、余計カチコチになった気分でした。
でも、そこのカフェにはロバートカイ先生のレッスンに行く度にお世話になりました。
とにかくケーキもコーヒーもとても美味しいのです。

さあ、カフェから3分ほどでいよいよロバートカイ先生のお宅へ到着しました。
入り口のドアの横のインターホンをブーっと鳴らすと、
「ロバートカイ」
と、先生の低いお声が聞こえてきました。
私はドキドキしながら自分の名前を言うと、
「やあ、Masami、待っていたよ。今、下に降りるからね。」
と、聞こえてきました。

フーっと一呼吸をして待っていると、やがて背の高い大柄なロバートカイ先生が現れました。
先生の顔は確かに厳しそうな表情ですが、暖かい感じも見受けられました。

先生のアパートは2階にありました。
アパートの建物の静けさの中で、先生と私の靴の音がコツ、コツ、と空間に響きます。
こういう生活の響き自体が、すでに日本にある音とは違っているように感じられました。

2階に着くと先生はまず、
「Wollen Sie einen Kaffee trinken ?」(コーヒーを飲みたいですか?)
と言ってコーヒーを出して下さいました。
私はすでに飲んだコーヒーでお腹いっぱいだったのですが、思わず
「はい」
と言っていました。
多分、相当緊張していたのだと思います。

コーヒーをいただきながら先生に 「チェンバロのレッスンは初めてなのか」 とか、どんな旅だったかなどを聞かれました。
まだその頃たどたどしいドイツ語で一生懸命答えていたのを思い出します。
弾くだけでなく、外国語で会話をするということも本当に大変でした。

私はバッハのインヴェンション全曲を用意していました。

ロバートカイ先生のチェンバロ室に案内されると、白い壁に日の光が優しく差し込んで、チェンバロが3台とクラヴィコードが2台並んでいるのが見えました。

私がレッスンしていただくチェンバロは、そのうち一番壁側にあったジャーマンタイプの黒いチェンバロ。
大きな2段鍵盤のチェンバロで、1970年代にライナー・シュッツェによって製作された楽器でした。

椅子に座ると、いよいよレッスンが始まりました。

この話は次回に続きます。

今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。

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ヨーロッパの方々は、意外と雪がお好きなようです



聖チェチーリアの日

こんばんは。

今日は日本では勤労感謝の祝日ですが、ヨーロッパでは、昨日は音楽と盲人の守護聖人チェチーリアの記念日でした。

伝説によれば、彼女は神を賛美するのに楽器を奏でながら歌ったといわれています。
チェチーリアの絵には楽器を奏しながら目線を天上に向けているシーンがみられます。
一説には、これは天上の響きを聴いているという意味があるそうです。

ヴィオラ・ダ・ガンバを弾くチェチーリア。

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こちらはリュートを弾いています。



チェチーリアはラファエロやルーベンスなどの画家、パーセルやアレッサンドロ・スカルラッティ、シャルパンティエやヘンデルなどの音楽家に霊感を与え、彼女を称える作品が残されています。

ちなみに、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミア、サンタ・チェチーリア音楽院もこの守護聖人の名にちなんでいるそうです。

清楚で美しいチェチーリア、彼女はどんな音で神を称えていたのでしょう....。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。




トッカータのイメージが変わる?

こんにちは。

この楽譜、どなたのデザインだと思われますか?



このトッカータ、実はドイツ人初期バロック音楽の作曲家ヨハン・ヤーコプ・フローベルガーの作品です。

彼はフレスコバルディに習い、スカルラッティやラモーなどのように鍵盤音楽を沢山作曲しました。
彼のトッカータも瞑想的な綺麗な曲が多いです。

でも、このお化けのような題名のデザインを見ていると、なんだかフローベルガーのイメージが変わってきませんか?
この絵に、彼はどのようなメッセージを込めたのでしょう?

昔の楽譜や書物には謎が多いです。

私はドイツの先生方から、出来る限りオリジナルの楽譜を使うように指導されました。
印刷された楽譜からは出来ないようなイメージを養うため、作曲家の心に近づくため、です。

今ではインターネットのおかげでこういった楽譜も比較的楽に入手出来るようになりました。

フローベルガーは難しいと言われていますが、こんな楽譜を見ていると、真面目な面だけではなく遊び心もありそうな気がしませんか?

今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。




チェンバロのレガート奏法

こんばんは。

チェンバロを弾かれる方にとって難しいことの一つはレガートで弾くことだと思います。
なにしろ音の減衰が早いですし、強弱もつけられない。

ピアノみたいに何となく音が鳴ってくれない楽器なのです。
いえ、ピアノだって行きつく所は同じなのですが...。

チェンバロの方が、ごまかしのきかない楽器かも知れません。

私の生徒さんは嬉しいことを言ってくれます。
「チェンバロを習ってからピアノの音もきれいになりました。」と。

いつもロングトーンから指導するので、同じことをピアノを弾くときにも反映させていらっしゃるようです。

結局はどんな楽器で演奏しようとも美しければ良い、何かを訴える演奏が出来れば良い、ということなのでしょう。

ところで演奏の基本は、何といってもレガート奏法だと思います。

楽曲の中で、音のひとつひとつは存在価値を持っています。
そして、そのつながりは作曲家によってロジックに構成されています。

音のコンポジションをきれいに響かせるために、レガートでうたうこと、カンタービレな響きが求められるのです。
たとえ音が切れる時も、空間では繋がっています。

チェンバロを演奏されるとき、何が美しい響きであるかということはピアノ以上に捉えることが難しいと思います。
チェンバロを毎日練習していてもよく分からないかも知れません。
分かってくるには長い年月が必要です。

まず指でレガートして打鍵して下さい。

そして、耳と、指と、心で良く感じて下さい。

レガートはチェンバロやクラヴィコードの基本の奏法で、一番難しいです。

忍耐と愛情を持って、あきらめないで繰り返しておさらい下さいね。

楽器は、必ず答えてくれます。

*****

アトリエバロックフランセーズでは、随時生徒を募集しています。
ただいまアトリエを整備中のため、出張レッスンをしております。

レッスンのお問い合わせは、臼井までメールでお願いいたします。

E-Mail : masami22358★gmail.com(★を@マークに変えて送信して下さい)


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



難曲クーラント

只今、今週の出張チェンバロレッスンに向けて準備をしています。

テーマは前回に引き続き、バッハのインヴェンションと、舞曲演奏について。
舞曲はクーラントを取り上げます。

クーラントは昔から宮廷舞踊の中に入り込んでいたために、歴史が深く複雑な構造を持っています。

かなり長い説明をすることになります。

クーラントを踊ることは難しいと言われていますが、現在世界的に私がフランスで習った先生方のレッスンに沿ったクーラントを踊っているダンサーはどれだけいるのでしょう?

二種類のクーラントステップを駆使してフランス風クーラントの複雑なリズムが観客に見分けられるよう、はっきりと足の着地のアクセントを分けなければなりません。

この違いはとても微妙なのです。

私は以前、フランソワーズ・ドニオのレクチャーで、彼女に習ったクーラントの『ラ・ボカンヌ』という曲を踊りました。

それ以後フランソワーズがこの世を去った為、私はアナ・イエペスにバロックダンスを習いにパリに行きました。

そして舞曲の全体のキャラクターの捉え方を詳しくレッスンしていただき、クーラントももう一度アナから習ったのです。

アナ・イエペスのクーラントは、ドイツやフランスの音楽事典に書いてある通りのクーラントの踊りでした。

彼女は足の運び方のスピードの微妙な変化でクーラントのリズム交替を表現し、陰影をつけます。

私はこれをビデオに収めてあり、事あるごとにしっかり見て復習しています。

何度見ても新しい気づきが与えられる素晴らしいレッスンです。

この足の運びはそのまま演奏に結び付きます。

音を出す瞬間、アクセントをつける前にどれだけ息でタイミングを感じるかによって、クーラントが持つ独特の力強いリズムの異なる壮重さが生まれるからです。

この演奏は決して簡単なことではありません。

クーラントは舞曲の中でも最も難しい踊りだということです。

恐らくその難しさは舞曲演奏にもそのまま当てはまると思います。


私も、まだまだです。



今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。


12月のバロックダンス体験レッスン

こんにちは。

昨日はあいにくの雨で、スーパームーンを見ることが出来ませんでした。

今日は朝方曇っていましたが、今は穏やかな日差しが心地よいです。

さて、12月に再び栃木県鹿沼市でバロックダンス体験レッスンを行います。

前回好評だったヴェルサイユ宮殿や王様の自己流紙芝居で、バロック当時の歴史も聞きながら楽しいダンスをご一緒に体験してみませんか?

ダンス未経験の一般の方、親子ペアでのご参加も大歓迎です

日時:12月26日(月)午前10:00~11:30

定員は12名です。

レッスンご希望の方は、お手数ですが臼井までメールアドレスにお申し込み下さい。

E-mail : masami22358★gmail.com(★を@マークに変えて送信して下さい)

場所や持ち物など、詳細をお知らせいたします。




スーパームーンに負けない太陽の光のパワーですね

今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



昔の書物の謎

こんにちは。

先日はフランス人の先生と一緒に16世紀のダンスの書物を読みました。

昔のフランス語の読解はネイティブの先生が頼りになります。

著者は当時のダンスマスター、トワノ・アルボーだと言われています。
しかし、すでにそこから謎がありました。
この書物の本当の著者は別の人物なのです。



アルボーは、フランスのディジョンのキリスト教司教参事会員だった方で、本名は別の名前を持っていました。
そしてこの本をまとめたのは、また別の方です。

表紙には、当時のダンスのみならず音楽や組曲の由来に関わるシンボリックな内容、ダンスとキリスト教の関わりまで盛り込まれています。

解読するのは簡単なことではありませんが、ワクワクします。

ダ・ヴィンチコードみたいな話ですね。

先日は、序文の一ページまで読みました。
表紙とそこまでで一時間かかってしまいました。

ひとつひとつの単語の使われ方も、今のフランス語とは異なる箇所が沢山あります。
じっくり話しながら読んで行きました。

フランスの方は、とにかく書かれてあることに忠実に読みます。
自分の解釈はほとんどありません。
そしてフランス語古語辞典も調べて下さるので、大変役に立つのです。

そういう方が日本にいて下さることがありがたいと思っています。

この書物、フランスでもダンスの先生方に読むように勧められておりました。

ダンスや音楽が、信仰と道徳や美徳、また古代ギリシアの影響下で成立してきたことが理解できます。

詳しく読み込んでいくと音楽にも新たな観点が生まれていくことでしょう!
次回の読書会が楽しみです

今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。




バロックダンスレッスンの反省会

こんにちは。

昨日は、先日行った鹿沼市でのバロックダンスの体験レッスンの反省会を行いました。

場所は鹿沼カフェタリアセンウエスト。
自家焙煎コーヒーと手作りケーキが食べられる隠れ家的カフェです。



静かで落ち着いた雰囲気の住宅地にあります。

レッスンに参加して下さった友人と共にランチをしましたが、手ごねハンバーグの余りの美味しさに、うっかり写真を撮り忘れてしまいました

こちらはニンジンケーキ。

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シナモンやスパイスが効いて甘すぎない美味しさです。
なんだかマダムになった気分(?)


お食事をしながら前回のレッスンの良かった所、今後の進め方についての貴重な意見が聞けて参考になりました。

意外にも、また私にドレスを着てレッスンをして欲しいと言われました。
先生がドレスを着ていると、高級なレッスンを受けている感じがするのですって。

なるほどそういうものなのですね。

普通バロックダンスのレッスンでは先生方はスポーティーな格好をしているのですが、前回のレッスンでは参加者の希望によってドレスを着て行ったのです。
確かに、バロック時代当時はドレスを着てましたものね。
本質をついているご意見です。

バロックダンスは初めての方にも分かりやすく、とても楽しかったみたいでした。
敷居が高いと思われている宮廷バレエの文化をどのようにすれば皆様に浸透させてゆけるのか、試行錯誤しながら進めたいと思います。

こちらの鹿沼市では、また年末にバロックダンスのレッスンを行います。

鹿沼市はとてもいい街です。
なにより人々が優しいです。
そして、まだ昔の文化が残っています。

こんな井戸もありました。

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文化の発見はいつも楽しさに溢れていますね


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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