アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

正座の奥深さ

こんにちは。

昨日は、バロックダンス関係でお友達になった方にパーソナルストレッチを指導していただきました。

正座から立つところまでのスムーズな動き方の練習。

正座して足の指を立てる。
片足をすべらせて前に持ってくる。
その片足に乗せて立つ。

この時に、背中を少し丸めてまた伸ばすことが重要。

どこか一か所に力をかけずにすんなりムーブメントを行う。

日本の伝統には全て入っていますね。

本当に奥深いです。

この動きをマスターすると、背中が張っている方、肩がこっている方にも効果的なのだそうです。

私のお友達はこれを、イギリス本場のアレキサンダーテクニックを伝授されたお友達に習ったそうです。

その時、正座の練習だけで一時間レッスンされたそうです。

座る、立つ、歩く。

この中に演奏と踊りの要素が詰まっています。

普段どれだけ意識できるのかが大事なことですね。

大切なことを学べました。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



昔ながらの日本のデザイン。古くて新しさを感じる東京が結構好きです

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数とトエネ先生の思い出

こんばんは。

今日は大事な契約の日でした。

その場所へ車で到着してふと走行距離を見ると、なんと111111キロ。

これはすごい偶然ですので、きっとこれから上手く行くのだなと思いました。

そして、以前このブログでご紹介した、ドイツでお世話になったトエネ先生の数の話を思い出したのです。

トエネ先生は、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタにおける数秘術とカバラの研究を数十年に渡ってされておられるお方。

数へのこだわりはそれこそ日常にまで及んでいるのです。

私は先生のデュッセルドルフのお宅には何度もお邪魔して、音楽のお話を聞いたり、またブレーメンの学校の授業のお話などを沢山したりしていました。

楽しいお茶のお時間はいつもあっという間に経ってしまいました。

先生にはエリカさんという仲の良い妹さんがおられるのですが、トエネ先生と妹さんの車のナンバーはバッハとモーツァルトの作品番号で、それをカバラで計算すると聖書の神とキリストの重要な事柄に一致するような数に設定されているのだそうです。

トエネ先生姉妹は日本にも数回来日されておりますが、その時も私や私の音楽仲間の案内する車のナンバーをじーっと見てカバラで計算され、やれバッハのパルティータの何番のこのフレーズの意味と同じ数だからとても良い、などと仰られておりました。

そんな時、厳しいレッスンをされるトエネ先生とはまた違った一面を感じたものでした。


遠い昔から神秘的な要素として考えられて来た数。
数は、無限を有限にすることのできる不思議な世界。

トエネ先生姉妹が、今日の私を、そしてこれからの私を遠くから応援し励まして下さっているように感じました。

今置かれている環境に感謝いたします。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。

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先日の秋晴れの日、紅葉が進んでいました。太陽の力を感じます


出張レッスン・・・チェンバロ

こんばんは。

昨日は県外にチェンバロの出張レッスンに行きました。

最近ドイツからチェンバロを購入された生徒さんで、弦が切れてしまったとご連絡をいただいておりましたので、ペンチとクリップを持参して伺いました。

チェンバロは、自分で弦を張り替え、爪を調整し、調律もします。
なんだか大変そうに聞こえるのですが、慣れてしまえば楽しい作業です。

生徒さんのお宅に着いたら早速弦の張り替えから始まりました。

弦は、切れた鍵盤の位置から太さを確認します。

チェンバロの中のピンに引っ掛けて、

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クリップで留めると動きません。
これは、日本人のチェンバロマイスターのアイデアです。

ものの5分ほどで張り替えは終了です。

「わあ、あっという間だった」
と、生徒さん。



さて、レッスンはバロック時代の楽曲とバッハのインヴェンション。

曲を分析し、構成感を頭に意識させて、表現につなげます。

分析の仕方について質問されました。

それは確かに簡単ではないことです。

楽曲というものは論理的に組み立てられておりますから、論理を解明できなければならないからです。

知識の量だけではだめで、いわゆる国語の読解力の要素が問われてきます。

日本語や外国語の論文の読解やヘーゲルの弁証法などへの理解も助けになっていきますね。

私自身も外国語で論文の勉強をずっと続けております。

音楽以外の身近なテーマで問題意識を考え論理的に証明していくこと。
この訓練が楽曲分析に役に立ちます。

総括的に、そして客観的に物事を捉える習慣を身につける練習。

まずは身近にある新聞を読み、社会問題を論理的に考えるのも良いかもしれません


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。




バッハのインヴェンションは小さく見えて膨大な情報が入っている大曲です...


バロックダンス体験レッスンが終了しました

こんにちは。

昨日は、栃木県鹿沼市では初めてのバロックダンス体験レッスンでした。

親子さん3組来ていただきました。

親子でバロックダンスのレッスンは、私もかつて見たことも聞いたこともありません(°_°)

とにかく初めてのものですから、楽しんでもらえれば良いなと思ってレッスンしました。

始めは親子でペアマッサージ。
家族の絆もますます深まりますね

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マッサージは、とても大切な要素です。
身体をほぐすことは、練習中のケガを防いでくれます。
いくらバロックダンスが激しい運動ではないにしてもやはり運動ですから、ケガをしないことが最も大事なことなのです。


始めはリズムとり練習。
2拍子、3拍子を身体で感じます。

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ペアで組んで、いよいよメヌエット輪舞。

音源は、バッハのメヌエットを私がチェンバロで録音しました。
自分で音楽を作ると、ゆっくりから速くまで、様々なテンポでおさらい出来ます。



バロックダンスの歴史の紙芝居もしました。

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黄金の衣装を身にまとい太陽を演じたルイ14世の絵は、やはり子供たちにもインパクトを与えたようでした。
ルイ王はやっぱり素晴らしいな。


最後はお辞儀 (レヴェランス)の練習。

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ただステップを踏むだけ、ただ勉強するだけ、出来れば良いだけでは本当のバロックダンスではありません。

ダンスは、本当の教育とは何かを教えてくれます。

みんなで踊るから、思いやりも育まれる。

私は音楽やダンスの教育を通して、

「優しい心」や、「みんなで何かを作る」ことを目指していきたいと思っています。

私ももっと勉強します(*^^*)


*写真は参加者の許可をいただいて掲載させていただいております。

*****

アトリエバロックフランセーズでは、チェンバロ、ピアノ、クラヴィコード、バロックダンスの生徒を随時募集しております。

只今アトリエを整備中のため、出張レッスンで行っております。

レッスンに関するお問い合わせは、臼井までメールにてお願いいたします。

E-mail:masami22358★gmail.com(★を@マークに変えて送信して下さい)


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。


バッハ「聖なるものの創造」

こんにちは。

本日は、本のご紹介です。

2011年に春秋社から出版された丸山桂介先生の著書「聖なるものの創造」に、私もバロック時代の指使いについて記述させていただきました。

昔は、ドレミファソラシドを親指1から2、3、1、2、3、4、5と小指まで全部の指を使わず、

3,4、3,4 とか 2,3、2,3 といった面白い指使いを用いてたのですね。

挿し絵も入れてその歴史と背景を書きました。

その指使いによるバッハのインヴェンションとシンフォニア全曲をクラヴィコードで演奏したCDが巻末に付いています。



CDから数曲抜粋してYoutubeにアップロードしました。

バッハの自筆楽譜と一緒に聴くことが出来ます。

インヴェンションの第一曲目です。



動画を作って下さった私の生徒さんには、大変感謝しております。

この場をお借りして御礼申し上げます。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。




鹿沼市古民家カフェ・・・里山カフェchiki

こんばんは。

今日は、バロックダンスの体験レッスンの会場にて準備をするため、

栃木県鹿沼市に向かいました。

まずは友人とゆっくりランチタイムを。

彼女が教えてくれた、古民家カフェ 「里山カフェchiki(チキ)」 にて。



中は洋風でステンドグラスがはめ込まれた窓もあり、とても素敵な空間です。

お庭もハーブが植えてあって、外国に来たみたい。

まずは、前菜。

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スープ、豆の煮込み、さつまいものマッシュ、鶏のスモーク バジルソース和え


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パスタランチは、サラダも付いてます。(なぜか、写真に入っていない)

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デザートは、カスタードプリン(ドリンク付き)

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壁には、松ぼっくりで作った小物が。

内装も洋風で雰囲気がありました。

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周りはこーんなにのどかな風景が広がっています。

美味しい空気、優しいご家族のおもてなしで、レッスンも良いアイデアが生まれそうです

ごちそうさまでした。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。


バロックダンスの効果

こんばんは。

バロックダンスのメリットは、何といってもダイエット効果があるということでしょう。

宮廷に住み美味しいものを食べていた貴族の運動不足や健康と美容の維持にも一役買っていたようです。

ブレーメン芸術大学での授業で、夜8時に始まる舞踏会では夜中の12時までメヌエットをずーっと踊っていたと習いました。

バロック時代のメヌエットはテンポが速かったので、それはそれは凄い運動量だったことでしょう。

私も自主練習で1時間踊ると汗びっしょりになります。

ジムに行く必要はないですね (笑)

また、私がパリで習っていたフランソワーズ・ドニオが言うに、

バロックダンスはちょっとした病気の薬の効果もあったそうです。

昔は今のように抗生物質の処方はなかったですものね...。

踊って新陳代謝を上げて、血のめぐりを良くして汗をかいて治してしまおうと。

フランソワーズに初めてお会いした時、彼女はこんな逸話をして下さいました。

ショパンの曲で知られている「タランテラ」は「毒グモ」のことですが、

昔はこの毒グモに刺された時全身をもがくように動かして、毒を汗から排出したのだそうです。

その動きが、踊りの「タランテラ」になったそうです。

そんなイメージでショパンを聴いてみても面白いかも知れません。


さてバロックダンスって見ているだけだと、

「こんなに簡単そうだけど、ほんとに運動になってるの?」

と感じる方も多いかも知れません。

実は私もそうだったのですが、

踊りを見ているだけで「やりたいな」と思うことはあまりないかも知れません。

私は東京で学生の時にバロックダンスの公演を見ましたが、その時はまさか自分が習おうとは思いませんでした。

全然興味が沸かなかったのです。

なぜだったのだろう...?

でもドイツの学校で実際にバロック音楽に合わせて身体を動かしてみたら、すごく楽しかったのです。

子供の時には誰でもスキップしましたよね。

始まりはそれだと思いました。

遊びの延長。

そして、それを身体の全体をコントロールしながら行うと優雅な動きになっていきます。

コントロールする時に全身を使うので、全身運動になるのです。

決して高くジャンプするわけではないのに、すごく疲れます。

でも、心地よい疲れ。

ヒップアップ効果、ダイエット効果抜群です。

綺麗な筋肉もついて健康的になれます。

そして心の波動も上がっていくように思います。

靴も特徴的です。

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バロックダンスの靴はこんな風にヒールがついています

このヒールも、踊りの形に影響を与えているのです。

奥深いですね....。

バロックダンスは、古代ギリシアの格言

「健全な精神は健全な身体に宿る」

を実現している優れた舞踊です。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。



バロックダンス体験レッスンのご案内


アトリエバロックフランセーズ

以前ご案内いたしました今月23日の栃木県鹿沼市でのバロックダンス体験レッスンは、

まだ2名様のお申し込みをお受けできます。

メヌエット、ガヴォットなど、バロックダンスの基本のステップで楽しんでみませんか?

お申し込みは、臼井までメールで承ります。


Email: masami22358★gmail.com(★を@マークに変えて送信して下さい)

お待ちしております




季節はもうすぐ冬・・・

こんにちは。

今日は快晴。

秋晴れ、そして確実に冬に向かっているような雰囲気がします。

日差しがポカポカと暖かく包んでくれますね。

太陽の光をありがたーく感じられる季節

そして、乾いた空気のヨーロッパの景色に似ています。

寒さをのぞけば、冬も悪くないですね。


さて、当たり前のことなのですが、気がついたことをひとつ。

楽譜に書かれている音符も、ダンスのステップも、言葉も、「どのように表現するか」が大切なのですよね。

そんなことは当たり前、分かっているはずなのに...いざ、演奏しようとすると音を鳴らすことや間違えないことばかりに気を取られてしまいがちです...。

ダンスも、そして朗読も。

でも、「表現することが先にあって」 パフォーマンスは始まることを再認識したいですね。

それがないと音楽もダンスも朗読も、機械的なものに終わってしまいます。

ドイツに居た時、特に東ヨーロッパの学生達の表現力の強さを感じました。

テクニックより先にエモーションがある。

たとえ練習の始めの段階でも、忘れないようにしたいことです。


昔、私が教えたピアノの生徒さんで、

チェルニー40番の曲をものすごく音楽的に弾いていた子がいました。

ただのスケールの曲が芸術になっていました。

これには私もびっくりしました。

今も、その響きが頭に残っています。

時々そういう「天才」に巡り合えます。

教える醍醐味ですね。


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。

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空は神秘の宝庫です




隠された意味

こんにちは。

バッハを調べていると、バッハは既成の概念を超えていたことを思い知らされます。



このバッハの直筆の

「Tempo di Borea.」 のサインの中には、

1603年に土星と木星の合が発見されたという大きなイベントを境に、新しい時代の到来とうたわれた当時の時代背景が隠されています。

そして、この曲の中に込められている、単なるブーレの舞曲ではない意味が浮かんできます。

バッハはちゃんと、私たちに響きの意味と手がかりを残してくれているのですよね。

バッハ自身は息子のエマヌエルのように教本は書いていませんが、色々なところで暗喩的に書いてくれています。

そういう発見もまた楽しいです。


さて、明日は東京でチェンバロの出張レッスンをします。

舞曲の歴史やバロックダンスのステップ、バッハのTempo di Borea. の、特にBoreaに焦点を当てて当時の総括的壮大な歴史的背景も説明しながら、

楽しいレッスンになるように頑張ります


*****

アトリエバロックフランセーズでは、生徒を随時募集しています。

ただいまアトリエを整備中のため、出張レッスンで行っています。

ピアノ、チェンバロ、クラヴィコード、バロックダンスのレッスンを承ります。

レッスンのお問い合わせは、臼井までご連絡下さい。


Email: masami22358★gmail.com(★を@マークに変えて送信して下さい)


今日も、お読み下さりまして、ありがとうございました。





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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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