アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

鹿児島コンサートとレクチャーの準備

こんにちは。


毎日雨続きの夏ですね。

でも、そんなことを忘れさせるかのように、真っ赤に熟れた家のミニトマト。

自然の力はすごいです

私にも勇気をもらえました!




さて9月2日、3日は、鹿児島のピアニストの方の主催で、クラヴィコードのコンサートとレクチャーとレッスンをさせていただきます。

2日にトークを交えたコンサート、クラヴィコード奏法レッスン、

3日にはバロック時代の演奏法についてのレクチャーとバロックダンスのレッスンを行います。


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準備に追われる毎日です。

でも、調べれば調べるほど、バロック時代の演奏法はグローバルな世界につながることを感じます。

本当に、膨大です。


でも、それは、ほんの小さなことから発見できることでもあり、


改めてその偉大な姿に感動します。


8月後半は、出張レッスンもいくつかあります。


体調を整えて、深呼吸をして、ひとつひとつ頑張りたいと思います。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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父の緊急事態に際して

こんにちは。


先週、父が突然、緊急入院してから、毎日病院通いの生活を余儀なくされました。


幸いなことに、命は助かりました。


家族の誰かが具合が悪くなると、生きる本質を考えさせられますね。


最悪の事態も想定しました。


こんな時、体力よりも、心身の強さを、全て状況を受け止める心を求められるような気がしました。


命、身体の不安定さ。


いつかは訪れる、別れ。


そういう時に、静かに大いなるものの導きに従えるのかどうか。


今回のことは、そういう心の訓練を与えられたように、感じます。


今回は、タイミング、病院の状況、医師や看護師のみなさま、すべてがベストの良い方向で回り、父は無事に昨日退院できました。


自宅療養は油断もできませんが、生活全体を見直し、家族で尊い父の存在に寄り添って行こうと思います。


今では、医学が発達して、間近に「死」を想うことは、普通の人の場合は昔よりは頻繁ではなくなっていますよね。

私も今回、リアルに感じた現実でした。



でも、ルネサンスやバロックの時代は、命が長続きすること自体がまれなことで、人々の「死」に対する意識は今の時代とは違っていたはずだと思います。


もう一度、そのことを思い出して演奏に向き合っていきたいと思います。


きっと、それまでとは違った響きが聴こえてくると思います。



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



DALF C1の勉強

こんにちは。


以前にも書いたのですが、私はいつか受けようと思っているフランス語の試験 DALF C1に向けて少しづつ勉強しています。

学校に行けるのは、今のところ一か月に一度行ければ良い方です。

DALF C1の試験は仏検1級に相当するレベルで、一筋縄では合格しないと言われています。



中でも、サンテーズというものが難しい。

2つ以上の記事を読み、その中で共通に述べられている重要なものを取り出して、新たに自分の言葉で250文字でまとめるというものです。

記事と同じ言葉を避け、しかも作者の意見を変えてはならない、自分の意見 opinion を述べるわけではないというものです。



サンテーズの前に、レジュメで訓練します。

レジュメはひとつひとつの記事を要約し、記事内の言葉を使わずに自分の言葉でまとめることです。

私は今、このレジュメを勉強しています。

フランス語学校に行くと記事を読み、その場ですぐにレジュメを口頭でさせられます。

これはものすごく良い訓練で、この訓練によって口頭のスキルもアップします。

難しいけれど、楽しい。

なぜかというと、フランス人の先生は内容が難しい授業でも冗談を交えながら、緊張をほぐしてくれるからなのです。

このユーモアを大切にするところは、まさにフランス人特有の気質ですね。



ドイツ人とは、ここが違います。

ドイツの方々は、日本人に似ていて真面目。

真剣に突き詰めます。


一方フランス人は、真面目でありながらも、どこかリラックスすることを大切にしているようですね。

私は、これが好きです。

先生の一見お茶目な冗談に、つい笑ってしまいます。

これも慣れといいますか、こんな雰囲気に包まれるのもまたいいものです。



フランスに特有なユーモア精神、また少し毒味もあるイロニー。

文化を味わえるのは、本当にすてきなことですね。

私にとってフランス語の勉強は、音楽やダンスとは違う楽しさを感じます。




さて、今日は日曜日。

台風の接近も心配ですが、どうぞみなさま、良い一日をお過ごしください



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




楽譜を分析できる力=美しさを感じる心

こんにちは。


先日は、ベルギー・パリ在住の日本人チェンバリストにお会いしてきました。


彼女は非常に多忙なスケジュールの中、私のためにお時間を作ってくださいました。


そして、今ヨーロッパでどんな風にバロック音楽研究がなされているかなど、いろいろなお話を聞くことが出来ました。



その中でいくつか、印象に残ったことを書いておきたいと思います。


ー まず、楽譜から分析できる能力が高まれば高まるほど、自分で自立して自分の演奏を判断できるようになるので、人の演奏を聞かなくても分かるようになる、ということ。


ー 逆に、他人の演奏を「完璧に」コピーできるということはまた、その演奏家がそれだけ多様なテクニックを持っているということ。  
例えば、グレン・グールドは、25人の演奏家の完全なコピーができたそうですが、それは、グールドが、それだけ多様な技術や音楽性を備えていたということだと。


音楽家は、よく役者にたとえられますよね。

色んな役をこなせてはじめて、その方の技量が判断されること。

ひとつの曲からどれだけの音のパレットが導き出されるのか。

まるで、絵画のように。



そんなお話をしていると、あっという間に時間が経ってしまいました。


もうひとつ。


素敵なお話。



あるイギリス人の心理学者によれば、天才って人生の中で、時間が止まる瞬間を感じる回数が多いのですって。


太陽の光を美しいと感じてしばし見入ってしまったり。


そういう風に、 「きれいだな」 と感じて時が止まる瞬間を感じることが普通の人より断然多いのだとか。


そうかもしれませんね



ありきたりに見えるものの中にも、どれだけ美しさを感じ取れるのかな。


その心が、楽譜を分析できる力にも繋がっていくのではないかと、お話をお聞きしながら思いました。



本当に楽しく、貴重なひと時でした。




今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。






思った時が始めるとき

こんにちは。


今週はチェンバロの出張レッスン、フランス語の授業をしました。


そして今度の日曜日の16日は、宇都宮で第3回バロックダンスの講習会があります。


ひとつひとつ、丁寧に心を込めてレッスンをしたい、そういう気持ちでやらせていただいています。


レッスンをしていて学ぶのは生徒さんよりも、もしかすると私自身の方が大きいのかも....。


生徒さんは、皆、熱心に授業を受けて下さいます。


生徒さんも、私も、レッスンのために準備をする。


その準備の心構えのあり方が、一回のレッスンの質を決めてゆく。


いつも、同じようなわけにはいかないかもしれないけれど、

その違うことも、楽しんでゆく。



私は生徒さん達とともに、音楽やダンスやフランス語を楽しく味わっていくことが好きです。


すると、年齢は関係なくなってゆく。


いつからでも、何かを始められる。


やってみたいな、と思った時が、始めるとき。



いつだって、未完成で不完全なまま。


それを楽しむ。



そうして、一歩一歩進んでゆくことに、深い共感を覚えます。



さて、日曜日のバロックダンスのレッスンの準備を続けますね


プリエ(膝を曲げる)をどのタイミングでどんな感じでするのかな。


足を差し出して1歩を踏むのは音楽のタクトとピッタリ合うかな。


ダンスは身体で呼吸してないと、上手く動きませんね。

スポーツの一種ですからね。



ダンスで養った身体の呼吸感は、音楽を演奏するときに大変役に立ちます。





今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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