アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

バッハ フランス組曲の演奏の動画をアップロードしました

こんにちは。

先月、5月27日の東京音楽大学ライブラリーコンサートでの演奏会の動画をアップロードしていただきました。

私のチェンバロソロのバッハのフランス組曲3番ロ短調の演奏です。

是非、ご覧になって下さい



マタイ受難曲の第1曲目に振り付けたバロックダンスの動画も、後々アップロードしていただいて載せたいと思います。



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。


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東京音楽大学ライブラリーコンサート終了

こんばんは。

おかげさまで、5月27日の東京音楽大学ライブラリーコンサートは無事に終了いたしました。

図書館主催のコンサートは初めてでしたが、サポートがとても細やかで、気持ち良く進めていただきました。

そして、応援に来てくれた友人達。

皆さまのおかげでした。

感謝でいっぱいです


ソプラノの中丸知美さんの歌の「言葉」の表現力が素晴らしかったです。



彼女の呼吸は全く音を立てずに深く吸って行きます。
ですから、悠然とした響きになるのですね。

本当にすごいものには静寂が漂う。
そんなことを感じました。


チェロの根津要さんも、実力派チェリストです。

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アンサンブルは、呼吸が命。


私もこれからも、もっと勉強していきたいと思いました。



そして初めて自分で振付した、バロックダンス。

今の自分の中で、精一杯尽くしました。

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そして、フランス組曲 ロ短調。
演奏する、というよりも、お話を読み聞かせるイメージで演奏しました。

アングレーズの舞曲では、リュートストップを用いてリュートの雰囲気を出してみました。

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東京音楽大学のJ館スタジオは、バロックの劇やコンサートに適していると思います。

とても静謐な空間です。

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聴きに来て下さった友人達から、暖かい励ましの言葉、プレゼントをいただき胸が熱くなりました。

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いただいた素敵なお花を飾ってみました。

やっぱり生花はいいですね

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コンサートの前日は、野菜の力でパワーアップしました。

栃木のトマト、かぶとひき肉のスープを作りました。
水を入れなくても、トマトからこんなに水分が。


美味しかったです

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ひとつひとつを丁寧に、自分の心を込めて演奏、ダンス、日常を送って行きたいと、
改めて感じた貴重な機会でした。


本当にありがとうございました。


ダンスや私のソロの動画を、後日にアップしたいと思います。



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



フレスコバルディのトッカータ

こんにちは。



コンサートのためにチェンバロの練習を長い時間したあと、


一日の終わりにフレスコバルディのトッカータを、何も考えずに弾いてみると、


バッハにはない安らぎを感じて、心底感動し、リラックスできます。






その透明な美しさ、悲しみと祈りとが入り混じったような、


この上なく純粋な響き。





トッカータはプレリュードのような役割を持っていますが、


こんな風に練習の終わりのクールダウンのように、ただただ感性にまかせて弾くのも、またいいですね。



17世紀のイタリアのローマに旅している気分になれます。







音楽は、過去を体験できるタイムマシーンのようです。



フレスコバルディ、

是非弾いてみてくださいね




みなさま、どうぞ良い日曜日をお過ごしください。




今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



ダンスと演奏のコラボレーション

こんにちは。


今度東京のバロックダンスのクラスでダンスに伴奏をすることになっています。

昨日はその練習をしました。



曲は、リュリのオペラ「パエトン」のシャコンヌ。



シャコンヌとは、定旋律が果てしなく続く形の音楽で、組曲やオペラの最後に置かれていることも多いです。

作曲家はシャコンヌをどこまでも、変奏で作曲できるのですね。

一応終わりはありますが、曲はそういうわけで大抵長くなります。

例えばバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータニ短調 終曲シャコンヌ、なども長く壮大な曲ですね。



このリュリのシャコンヌは、とてもとても美しい曲です。

はじめは 「きれいな曲だな」 くらいに思っていたのですが、

弾けば弾くほど、パエトンの儚い運命を物語って繊細で壊れやすい束の間の魂の響きに聴こえてきて.....



リュリは、どうしてこんなに美しく曲を書けたのでしょう。



ところでシャコンヌパエトンのダンスは、10ページの舞踏譜が残っています。

こちらも暗記して、身体に覚えこませました。




さて、バロックダンスのクラスではピアノで伴奏をすることになっています。

それで、ピアノでパエトンを練習し、録音してみました。

そして、自分の演奏録音に合わせてダンスのステップを踏んでみました。



すると、不思議。



演奏では少し間をおいて、新しくフレーズが流れるように書かれている箇所が、

踊りでは、先に行かないと流れが止まってしまう。




逆に演奏では間をおかなくてもスイスイ先に行けてしまう所に、

ダンスのカデンス(フレーズの切れ目、呼吸を要する所) がありました。

早速楽譜にしるしを付けて、そこで少し呼吸を取るようにしました。




このように、ダンスと演奏が一体となると、曲の構造がよりはっきりと分かって行きます。




さあ、そしてクラスのダンサー達はそれぞれの意見を持っています。

つまり、そこでまた柔軟に呼吸の取り方や間合いを対応してゆくことになりますね。




これは、歌手やソリストの伴奏をすることに近いことではありますが、

ダンスは、身体の動きが要するテンポというのがありますので、

また違った間の取り方も覚えられます。




リュリの時代、ルイ14世治下では、きっとこんな風にダンサーと音楽家のやり取りが行われていたのでしょう。


とても楽しい作業ですし、勉強になります



今後このようなダンスと演奏のコラボレーションがどんどん増えてくるといいなと思っています。




今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




スティーブン・スタップス先生の指導力

こんにちは。

先日、5月の演奏会のリハーサルをしました。

こちらも1歩ずつ、着実に進んでおります。


アンサンブルが上手くいくかどうかは普通の人間関係同様、
「話し合いが成立するか」

なのかも知れません。

ひとりひとり、自分の音楽的考えと経験を持っています。

ですので、誰かの意見に
「合わせている」

という意識は、おそらくアンサンブルのまとまりが次第に崩れていく原因になるかもしれません。

こういうことを上手に指導していたのは、ブレーメンの音楽大学でリュートの教授だった、
スティーブン・スタップス先生。

私は、彼の音楽、指導力、語学力、人間的暖かさ、その全てを尊敬しておりました。

スタップス先生は、絶対に生徒を否定しません。

ひとりひとりが熱心であることを、いつも暖かい笑顔で認める。
そして、何よりも彼の優れた 「演奏」 で、生徒を納得させてしまうという、物凄い先生でした。

私もそんな先生になりたいと、いつも指針にしています。

とにかく、スタップス先生の通奏低音の素晴らしさ。

リュートも、そして、チェンバロも。

アメリカ人の持つ、ステイブルなリズム感。

でも、呼吸と間あいが柔らかさを持っています。

だからソリストは気持ち良く歌ったり、楽器を奏でることが出来る....。

コンティヌオを弾きながら、瞬時にソリストの音楽的な気持ちをくみ取っていくのですよね。

アンサンブルのみんなで受けたレッスンでは、ソリストパートをまず一番に考え、
「ああ、君はここでこうしたいのだね。 Masami、だからここではコンティヌオはこんな風にして支えるんだよ。」

と、ご自分でチェンバロで弾いてみせながら、教えて下さいました。

最後にはスタップス先生も、リュートで通奏低音を弾きながら一緒にアンサンブルをして下さり、

それはもう一気に音楽が神がかっていき、みんなでバロック音楽の本物の素晴らしさを体験できたのです

スタップス先生は、バロック音楽巨匠のウイリアム・クリスティーと共演なさっておりました。

母国語の英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、イタリア語、全部ペラペラ。

スタップス先生の故郷シアトルでの2005年のワークショップとファイナルコンサートでは、私もチェンバロの通奏低音で出場させていただきました。
そのときは、モンテヴェルディのオペラ、「オルフェオ」全幕を演奏しました。

先生の人間力、指導力、優れたテクニックと音楽性。

先生から頂いた沢山の貴重な学びから、今の自分のアンサンブル演奏に活かして生きたいと思います。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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