アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

ルターの聖書

こんばんは。


先日は、この夏からご一緒に勉強しているソプラノ歌手の方とレッスンに行ってきました。

お題はバッハのマタイ受難曲の、コラールとレチタティーヴォ、アリア。

私は、チェンバロで通奏低音です。


彼女の熱心さには、本当に頭が下がります。

バッハの時代に出版されたマルティン・ルターの聖書を、初版のドイツ語で読んで研究されているらしく...。





バッハにとって、ルターの聖書がどれほどの意味をもっているのかは常々聞いておりましたが、まさかこれを読んでご自分の歌に反映されているとは...。

ルターは当時の民衆のために言葉を選んで、とても分かりやすいドイツ語で書いているそうです。

そういうことを知ると、また演奏のイメージが変わってきますよね。



彼女と私とは、ただならぬご縁を感じるエピソードもあったりと...。

神様は、出逢うべき方に巡り合わせてくださるようですね。


自分のソロの勉強にもとても役に立つ出逢いで、心から感謝です



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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宇都宮市河内図書館コンサートが終わりました

こんにちは。


昨日は、宇都宮市河内図書館まつりのイベントのコンサートに出演させていただきました。

たくさんの方にいらしていただき、みなさまにチェンバロに興味を持っていただけて、本当に嬉しかったです




よかった、ちょっと微笑んで弾いてました (笑) 


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1時間のトークコンサートでした。

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最後の曲は、ダングルベールの「アポロンの登場」を弾きました。

ルイ14世が踊ったといわれている、難しいバロックダンスの曲です。

アポロン=太陽神 に扮したルイ王の絵を見せて説明しました。

絵の効果は、結構あるようですね。
みなさん熱心に耳を傾けてくださいました。


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コンサートの後は、みなさんにチェンバロの前に集まっていただいて、子供たちにも触ったり弾いたりと、体験していただきました。

珍しそうに眺めたり、中を見たりと、楽しい会になりました。


懐かしい幼なじみや、以前の職場の同僚も来てくれたり、嬉しい再会もありました



企画して下さった河内図書館の方は、以前に私のコンサートにいらしていただいていて、是非こちらで、とお声がけくださいました。

とてもありがたいことですね。

河内図書館のみなさまには、はじめから終わりまで本当にお世話になりました。


色々と反省することもありましたが、それもまた次回につながるように努力したいと思います。


ありがとうございました!



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。





10月1日宇都宮河内図書館コンサートのご案内

こんにちは。


朝晩も随分涼しくなり、過ごしやすくなりましたね。



さて、10月1日(日)に、宇都宮市河内図書館でチェンバロのコンサートをさせていただきます。

こちらは、同図書館で毎年恒例のイヴェント、かわち図書館まつりの一環としてのコンサートです。

先着40名、入場料無料ですので、是非お立ち寄りください。

会場は、集会室。

午後2時から1時間のコンサートです。


フランソワ・クープランの小品、ダングルベール、フレスコバルディ、フローベルガー、バッハを演奏いたします。





会場でみなさまにお目にかかれますことを、楽しみにしております!



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



バッハの学校鹿児島講座が終わりました!

こんにちは。



先週の土日は、バッハの学校鹿児島講座でした。


私にとって初めての鹿児島でした。


時期的に台風がやってくる季節にも関わらず、滞在中ずっと晴れてくれて、楽しみの桜島も、遠くからですが見えました!


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美しいです!

今回は2日間朝から晩までの講座で、また帰ってすぐに出張レッスンがあり、ゆっくり時間を取って観光できませんでした。


次回は一日観光する時間を取りたいと思っています。


是非鹿児島の海が見たいです




さて、今回は、現地のクラヴィコードに思わぬことがあり、コンサートをすることができませんでした。


着いてすぐに、そのクラヴィコードの問題を対応するべく夜中の一時まで楽器をメンテナンスしましたが、どうしてもコンサートに使えるようになるまでの解決には至りませんでした。


今回の楽器の問題は小さなところで起きていながらも、製作者か、木工技術の得意な方でないと解決できないと判断し、正式なコンサートとしてではなく、レクチャーの中で話をしながら演奏はデモンストレーションすることに変更しました。


クラヴィコードは持ち運びが便利な反面、木でできているものなので、本当に微妙な楽器です。


一日目の講座は、コンサートの代わりに、クラヴィコードの音の出し方、弦の張り方、鍵盤のお掃除や管理の仕方などのレッスンを丸一日かけて行いました。





集まっていただいた方は一般の方と学生さんでした。

みなさん真剣に聴いて下さり、楽器を見て、鍵盤を外したりと、直に触れることができてとても楽しんでおられました。


クラヴィコードの歴史についての説明をしたあと、ひとりひとりロングトーンをしました。

正しく打鍵しないと音にすらならないクラヴィコードです。


「音」とは何か、を教えてくれる楽器。

みなさん、本当に真剣に向き合っていました。


中には、ほんの数分で完璧に出来た学生さんも!

これは珍しいことで、私も初めての経験でした

素晴らしいです!



二日目は、カンタービレ奏法あるいはスプレッツアトゥーラについての講義をしました。


カンタービレとは、単なる「歌うように」ということではなく、「さりげなさ」を重要視したルネサンスの宮廷人の概念、スプレッツアトゥーラと関係の深い言葉であること。


クラヴィコードで、フローベルガーやクープランの曲を弾きながら、解説しました。


今回は3時間のレクチャーでしたが、そのお時間で終わるお話ではありませんでしたので、次回も続きをすることにしました。




二日目午後のバロックダンスのレッスンは、まず手ほどきとして、リズムを取る練習を行いました。


アクセントのある強拍は、身体を持ち上げて取ることが新鮮なことだったようです。


音楽ですとつい、アクセントのある場所は下に押しがちですからね.....。


実は全く逆だということが分かっていただけて良かったなと思っています。


ダンスも、続きは次回に行うことになりました。




~鹿児島グルメ編~


鹿児島の美味しかったものです。

お刺身は、さすが新鮮でプリプリでした。


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鯛の煮付けはほんのり甘く、優しいお味。

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今回のお気に入りは、メヒカリの天ぷらでした!

ホクホクで、本当に美味しかったです!

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鹿児島在住のピアニスト中島一光氏をはじめ、みなさまからの細かな気配りをたくさんいただきました。

暖かいみなさまに、心から感謝しております。


本当にありがとうございました。




今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




鹿児島コンサートのプログラム

こんばんは。



9月2日と3日は、私の所属する「バッハの学校」主催でピアニストの中島一光氏に招待されて、鹿児島でクラヴィコードのコンサートとレクチャーとクラヴィコードのレッスン、バロックダンスのレッスンをいたします。



この8月は先日ブログで書いたように、父の具合が悪くなり、看病しながらの準備でしたので、いつもより大変でした。


レクチャーの準備も最終段階、あとは落ち着いて深呼吸をして臨みます。



今回のレクチャーのテーマは、

「バロック時代に追求された、カンタービレ奏法あるいはスプレッツアトゥーラについての考察」

です。

カンタービレ奏法の伝統を巡る旅、カッチーニ、フレスコバルディ、フローベルガー、クープラン、バッハを辿り、最後に20世紀最大の巨匠ピアニスト、コルトーのレッスンビデオを読み解きします。(フランス語解読・コルトーの音楽的フランス語の読解です)


このコルトーのレッスン内のフランス語には字幕がなく、ふつうのフランス語とはかなり違った言い方がありました。
これについて、フランス人の先生に意見をもとめ、コルトーの言わんとしていることをご一緒に考えていただきました。
とても文学的な、詩的なフランス語です。
辞書では分かりえない、フランス人の世界観が見え、自分なりに日本語に訳すことができました。
先生には大変お世話になりました。


カッチーニの実践的な歌い方について、ソプラノ歌手の中丸知美さんのご意見が貴重な手掛かりになりました。
カッチーニの序文に書いてあることを実際の響きに反映させるのは、歌い手でないとなかなかわからないところがありますね。
カッチーニの歌い方についての指示、特に装飾音の歌わせ方は、呼吸の中で自然に歌われてゆくことが大事であること。
その流れが、そのままフレスコバルディのトッカータ序文につながっていくことを、中丸さんからたくさん発見させていただきました。私の質問に快くお教えくださったこと、本当にありがとうございます。




2日のクラヴィコードのトークコンサートのプログラムは、以下のとおりです。


*********


♦Praeludium 2  d-moll プレリュード (ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集 より)                            
♦Prealudium 6 d-moll  プレリュード                     

♦Menuet G-dur,g-moll メヌエット  (アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より)   J・S・Bach


♦Ricercar in Mode Ⅰ   リチェルカーレ 第一旋法による                                                                   A・Valente

♦Toccata settima   トッカータ 第7番                        G・Frescobaldi


♦Lamentation ,fait sur la très douloureuse mort de Sa Majeste Imperiale, Ferdinand le Troisieme,et se joüe lentement avec discretion ラメンタシオン (皇帝フェルディナント3世陛下の痛切の極みなる死に捧げる哀歌)                                                         J・J・Froberger


♦Partita Plaincte fait à Londres pour passer la Melancholie la quelle se joüe lentement et à discretion                 パルティータ (ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平)                 
    J・J・Froberger

♦Septième Prélude 第7 プレリュード  (クラヴサン奏法より)                                                                                       F・Couperin


♦Invention No.1 ,7,10,11 インヴェンション

♦Sinfonia No.1 ,8 ,11  シンフォニア                         J・S・Bach



さて、最後の準備を続けます。

皆さんに喜んでいただけますよう、頑張りたいと思います



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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