アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

バッハの学校 岡山講座終了

こんにちは。

二月に入りましたね。
宇宙的にも皆既月食など特別なイヴェントがあったようですが、私にとっても素晴らしい月の始まりとなりました。

二日間のバッハの学校岡山講座を担当させて頂きまして、クラヴィコードとピアノの「音」、「響きとは何か」のイメージ作り、それからバロックダンスを受講生のみなさまに指導させて頂きました。

何年か前にクラヴィコードの演奏会をさせて頂いたこともありました、岡山ルーテル教会にて。
こちらはコンサートも行うことができる教会で、静かで厳かな、とても雰囲気の良い空間です。



クラヴィコードにもピッタリですね。
ここで受講生には初めてのクラヴィコードと共に、音作りとロングトーンに取り組んでいただきました。

一日目は慣れなかったクラヴィコードの独特の音の出し方も、二日目には随分と楽器の美しい響きに近づいていらしたように感じられました。

その奏法を活かして、今度はピアノでもロングトーンを。
教本はチェルニーの著書「ピアノ奏法」を用いて、音楽における強弱の捉え方のイメージを持っていただきました。

チェルニーによれば、デュナーミクというものは音の強さ弱さを超えた考え方があり、それは当時の考え方を反映させたものでありました。それら文献の記述を確認しながら、ピアノの響きに応用させてゆきます。

もう皆さん、シーン、と、他の人が出すピアノの響きに耳を傾けていました。

まるで演奏会の時の緊張感が

集中力も断然アップ。
感覚が磨かれてゆきますね。


後半は、バロックダンスで楽しく汗をかきました!

メヌエットステップは、なんと初回でバックステップまで進みました!
舞踏譜も、リュリのオペラ「アルシード」のメヌエットの1ページを再現でき素晴らしかったです。

とにかく、皆さんの熱意には、私も感動いたしました。


二日目には、ピアニストのコルトーのレッスンヴィデオを観ながら、コルトーの音楽作り、イメージ作りを考えてゆきました。
コルトーが求めていた音楽的な世界観は、作曲家の本質を捉え、尽きないイマジネーションに溢れておりました。
皆さん、もう言葉すら失って、深く見入っておられました。

質問もたくさんいただいてディスカッションのようなことも始まり、とても有意義な会となったのではないかと思います。


一日目の夜、受講生のみなさまからご招待を受け、岡山の幸を堪能させていただきました。

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二月はもう春へ向かっている季節ということで、筍のお吸い物やさわらのお刺身など、とても新鮮な繊細なお料理でおもてなし下さいました。

あたたかな、優しいお味で、みなさまとお食事ができて、とても嬉しかったです

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岡山の風景も美しいですね。

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懐かしの、新幹線ホーム。
駅の明るい女性の声で響くアナウンス、「おかやま、おかやまです」 という放送が好きなのです


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行きの新幹線の中からは、冠雪した富士山が見えて、その壮大な姿に勇気をいただきました。


楽器を貸して下さった友人、教会の牧師さま、たくさんの方々にお世話になりました。
心から感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。

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来年2月のバッハの学校岡山講習会のご案内

こんにちは。

乾燥した日々が続いています。
加湿をし、暖かくして過ごしたいですね

さて、私にとってはとてもご縁が深く、様々な音楽的経験や出逢いのあった土地、その名も「晴れの国おかやま」のみなさまからご依頼を受けて、来年、再び講習会を開催する運びとなりました。

講座の内容は、クラヴィコード、ピアノ、バロックダンスのレッスンになります。

お久しぶりにお会いできる方々、新しく出逢えます方々と共に、音楽とダンスのお時間を共有できますことを、楽しみにしております

日時:2018年2月1、2日

場所: 日本福音ルーテル岡山教会

募集人数: 残り若干名


詳しくは、私の所属するバロック音楽研究所、「バッハの学校」ホームページ内にも掲載されています。

ご希望の方は、「バッハの学校岡山」までメールでお問い合わせください。

バッハの学校岡山特別レッスン(Web版)

「バッハの学校」のホームページはこちらです。
バッハの学校


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



チェンバロ演奏の動画をアップロードしました

こんにちは。


12月に入り、寒さも一段と増してきましたね。
冬の夕暮れは、近代の画家エミール・ノルデの絵画に似ています。

木の葉も毎日、沢山落ちてゆきます。

お鍋の湯気が恋しい季節ですね


さて、先日、私のチェンバロ演奏を2曲、動画にアップロードしていただきました。

ルイ・マルシャンのニ短調のメヌエットと、ダングルベールのアポロンの登場です。

アポロンの登場は、リュリのオペラ「愛の勝利」の中の男性ソロの難しいダンスで、当時はルイ14世のために作られたといわれています。
ダングルベールは、これをチェンバロのクラヴサン曲集の第2巻に、他のリュリのオペラの曲のトランスクリプションと一緒に収めました。

原語フランス語のタイトルは、「登場」ではなく「エール(アリア)」としているところも面白いです。


よろしかったらお聴きください。







今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。


ルターの聖書

こんばんは。


先日は、この夏からご一緒に勉強しているソプラノ歌手の方とレッスンに行ってきました。

お題はバッハのマタイ受難曲の、コラールとレチタティーヴォ、アリア。

私は、チェンバロで通奏低音です。


彼女の熱心さには、本当に頭が下がります。

バッハの時代に出版されたマルティン・ルターの聖書を、初版のドイツ語で読んで研究されているらしく...。





バッハにとって、ルターの聖書がどれほどの意味をもっているのかは常々聞いておりましたが、まさかこれを読んでご自分の歌に反映されているとは...。

ルターは当時の民衆のために言葉を選んで、とても分かりやすいドイツ語で書いているそうです。

そういうことを知ると、また演奏のイメージが変わってきますよね。



彼女と私とは、ただならぬご縁を感じるエピソードもあったりと...。

神様は、出逢うべき方に巡り合わせてくださるようですね。


自分のソロの勉強にもとても役に立つ出逢いで、心から感謝です



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




宇都宮市河内図書館コンサートが終わりました

こんにちは。


昨日は、宇都宮市河内図書館まつりのイベントのコンサートに出演させていただきました。

たくさんの方にいらしていただき、みなさまにチェンバロに興味を持っていただけて、本当に嬉しかったです




よかった、ちょっと微笑んで弾いてました (笑) 


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1時間のトークコンサートでした。

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最後の曲は、ダングルベールの「アポロンの登場」を弾きました。

ルイ14世が踊ったといわれている、難しいバロックダンスの曲です。

アポロン=太陽神 に扮したルイ王の絵を見せて説明しました。

絵の効果は、結構あるようですね。
みなさん熱心に耳を傾けてくださいました。


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コンサートの後は、みなさんにチェンバロの前に集まっていただいて、子供たちにも触ったり弾いたりと、体験していただきました。

珍しそうに眺めたり、中を見たりと、楽しい会になりました。


懐かしい幼なじみや、以前の職場の同僚も来てくれたり、嬉しい再会もありました



企画して下さった河内図書館の方は、以前に私のコンサートにいらしていただいていて、是非こちらで、とお声がけくださいました。

とてもありがたいことですね。

河内図書館のみなさまには、はじめから終わりまで本当にお世話になりました。


色々と反省することもありましたが、それもまた次回につながるように努力したいと思います。


ありがとうございました!



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。





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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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