アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

気持ちを切り替える方法

本日2投目です。



私の尊敬する音楽家の友人は、多忙スケジュールを楽々とこなしています。



秘訣を聞いてみたところ、大事なことは、



「気持ちを切り替える」



ことだそうです。




一見、当たり前だよね、と思うのですが…



案外易しくないことでもあります。




昨日弾いた曲が頭に残る、


何か気になることがあり、集中できない、


人間関係で色々あったな…



など。



ありませんか?






私の友人曰く、これを解消して気持ちを切り替えるのに一番役に立つのは、



瞑想などではなく、




「美味しいものを味わう」



ことなのですって。




何でもいい、自分の好きな香りや味の食べ物や飲みものを召し上がる。




こうして五感を刺激することが、気分をリフレッシュさせるのには一番効果があるそうです。



簡単ですね✨



その時、思いっきりムードに浸れるように、お部屋を演出すると、なお良いらしいです。




まず、お掃除からかな…(笑)




素敵な空間で心をリフレッシュさせられたらいいですね!





今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。

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コンサートまであと一週間

こんにちは。

今月27日の東京音楽大学ライブラリーコンサートも、いよいよ一週間後に迫りました。




今回私は初めてダンスの振付を行い、踊ります。


もともと振付されているものをそのまま踊るのと、自分で振付するのとどちらが難しいか、と聞かれたら、


難しさの意味が違う、と答えるでしょうか。


実際、振付するのはそれほど難しくはなかったです。




音楽をとらえることが一番先にある。

リズム、雰囲気、そしてユニット。

ユニットとは、まとまりのことです。

フレーズの単位ともいえますね。




難しいのは、表現の方です。


表現するものは何かがあって、はじめてテクニックが付いてくる。


表現を「心」にも置き換えられますね。




とにかく、ダンスにおいて私は今回、創作することに関わったわけです。


音楽で言えば、作曲家の仕事。


作曲する方は、演奏する前にすでにその音楽を知っています。


ですから、理解が早く、音楽的に弾けるようになるのも早いのですよね。


そして、ご自分で作曲する方は、他の人の作曲を理解するのも、また早いと思います。


「心」を知っているから。


「心」は表現、そして、理論。





そこで思い出したのですが、ブレーメン芸術大学に通っていた時、パレストリーナの対位法の授業が必修科目でした。


このいわゆる 「第一作法」 と呼ばれる対位法の知識は、バロック・ルネサンス音楽を理解するのに不可欠な要素なのですね。


先生は、対位法の大家マンフレッド・コルデス。


ブレーメン・ウェーザー=ルネサンスの指揮者で沢山のCDを出しています。


コルデス先生の対位法の授業は、楽しかったです。


まず、みんなで輪になって座ります。

(この座り方が結構大事かも知れません)


先生は黒板に向かって、パレストリーナ様式の対位法の規則をひとつずつ説明しました。


一日ひとつずつ。


そして、その規則に沿って4声のフーガを作って行きます。


次の音のアイデアをみんなで言っていく。


早い者勝ちです。


みんなの言った音を、先生は黒板に書いていき、その音が前の音に対して正しければ先に進む。


間違っていたら、消して、また誰かがアイデアを言う。



みんな真剣に考えます。


そこでは、きれいに作ることは考えません。


ただ、規則に従っていくだけ。



英語やフランス語、ドイツ語の文章を作る時のように、文法通りに作る。



最後までたどり着いたら、コルデス先生が教室のイタリアンチェンバロで弾きます。


どんな曲になったか、楽しみなのですね。


コルデス先生は、私達が作った4声のフーガを全部、初見で演奏していました。




今思うと、本当にすごい先生でした。





この時にしっかりとパレストリーナ様式を覚えたので、いまでもほとんど忘れていません。


それは、ただ先生の話を聞いていただけではなかったから。


自分たちで作っていたから、だと思います。



しかもそれは、ただ一人で机に向かって作曲するのではなく、みんなで「声」に出して、「間違いながら」作っていたから。



間違うことは全然恥ずかしくないのですね。




むしろ、参加しないと相手にされません。



自分で声を出しながら作ることは、理解力、記憶力、音楽力、いろんなことに役立ってくるのですね。


ドイツの音楽教育のすごさを、改めて思いました。



このように、ある程度規則やテクニックを覚えたら、

自分で作曲なり、ダンスの振付なりをやってみると良いかもしれませんね




さて、コンサートまであと一週間です。


ダンスも、そして演奏の方も、気持ちを整えて頑張りたいと思います。



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



自分が創る、ということ

こんにちは。


去年だったでしょうか、フランス語学校でフランス人の先生と、音楽観について色々と議論しました。


先生は、

「フランス人にとって良い演奏は、テクニックも大切だが何よりエモーション émotion があるかどうかの方がもっと大事だ」

と仰っていました。

そして、

「自分で自分の音楽を創る」

ということに、演じる側も聴く側も重きをおいているようです。


先生曰く、

「日本人は、割りとすぐ大音楽家や先生を盲目的に信じますよね。でも、フランス人はそうではない。我々にとって興味深いことは、パフォーマーその人それぞれが考えた音楽は何か、どのようなものか、なのです。」


これはフランス語を習っていても、とてもよく感じていたことなのですね。


例えば単語の意味を辞書を引かずに、自分の言葉で意味を説明するという設問が試験にあるくらいなのです。


「自分」が、創る。

しかも、それは自分勝手にではなくて、文章の背景や状況を把握して「考慮」しながら、自分の言葉で説明できること。


それが、フランス人にとっての創造力なのかなと、私は思っています。


それと関連しているようですが、先生はまた、

「西欧人にとって、禅のように自分を無にして瞑想する、ということはもともと無いのです。恐らく、ヨーロッパの音楽家が演奏する時は、自らを無にしているのではなく、自らが演奏しているという意識をきちんと持っているはずです。」


と、言われました。


私は、なるほど、とシンプルに受け止めました。

曲に入り込んでしまうのではなく、やはり自らが曲に対して何を考えているかを考えたことを、提示するという意識があると感じました。


こういったことを話しながら音楽を考えて行くと、面白いですね。


自分が練習する時にも、役に立ちます。


さあ、今日も、頑張って行きたいと思います。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。

今日の気づいたこと

言葉は音となって響く。

たとえ書かれているものでも、それを読んだとき、自分の内なる声となって頭の中に鳴り響く。

レゾナンスとなって。
Resonance、
そう、re=再び、鳴り響くのです。

だから言葉は響き。

使い方を間違えると、そのレゾナンスは記憶に残り、やがて精神を破壊させる。

言葉のレゾナンスによって傷つけられた魂を修復できるものが音楽だと、私は思っています。

言葉の無い響き、音楽。

単なる美しさを超え、精神に訴えかけてくる音楽を聴くと、心底感動します。

その感動から、心が浄化されて行く。

だから、私達は、音楽から癒されるのですよね。

自分も、そんな風に感動できる音楽に近づきたい。

今日も、精一杯生きようと思います。

今日の気づいたことでした。

お読み頂きまして、ありがとうございました。


百聞は一見に如かず?

こんにちは。

今世の中には、沢山の演奏会、展覧会、など行ってみたい、見てみたいイヴェントが溢れていますね。

どれもこれも、興味深いものばかり...。

でも、お仕事や遠方などいろいろな条件によって、実際に行けたり見たり出来るものは限られています。

そんな時、友人や知人のお話を聞けるのはとってもためになり、ありがたい情報なのですね。

こうして、インターネットでも様子を知れたり

便利な時代になりました。

百聞は一見に如かずと申しますが、百聞にも全く価値があると思います。

そして、そこで感動を共有できることが、素晴らしいと思うのです。

教えて下さる友人達、情報を共有して下さる方に、感謝です



今日も、みなさまにとって良い一日になりますように。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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