アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

香りが届けた想い

こんにちは。


今朝、お散歩していたら、山椒の実が赤くなっているのに気がつきました。





ひとつ、つまんでみると、素晴らしい香り!

身体の力が抜けて、ほっとしました


香りは、ネットでお届けすることができないのが残念です。

匂いというのは、記憶と結びつくと、本で読みました。

感覚が開くのでしょうか、私は突然、ある人のことを思い出したのです。




その方は、もう大分高齢の方なのですが、私がまだドイツにいる頃に旅行で訪れて下さって、一緒にドイツ、スイス、フランスを回りました。


その時から、ご夫妻でコンサートや講座に来ていただいたり、私を音楽家としてずっと応援して下さっています。

ご夫妻の体調も優れないことが多く、もうかれこれ2年近く、ご無沙汰していたのですが...。

お久しぶりに、お電話でもしてみよう、どうされているかしら? なんて、電話をかけてみました。


そうしたら、お話が盛り上がってしまい。


実は先日からその方も、私のことを思っていたとのことで、でもお手紙を書くのも不器用で....と、思っていらしたそうです。


「祈りは、届くのよね。でも、辛いの、神様は言葉にしてくれないでしょう。だからなかなかわからないのだけれど、でも、表に現れるのよ、必ず。 だって、あなたのことを話していたら、雅美さんからかかってくるんだもの。」

と、おっしゃっておりました。



そして、思い出話が膨らみました。

彫刻家ジャコメッティの生家を訪ねるために、スイスのマロヤ峠からバスで下って、スタンパ村に行ったこと。

私はジャコメッティ博士と言われるほどジャコメッティのことについては知っていたので、その旅行中、美術館で解説をしました。

その時のことも、本当に良く覚えておられて。



今の私にためになるお言葉を、たくさんいただきました。



「想い」

「祈り」


ちゃんと、通じるのですね。


山椒の赤い実の豊かな香りが、彼女の想いを私に届けてくれたのかもしれません。



勇気を与えてくれました。



10月1日のコンサートに向けて頑張っていこう、と、改めて思えました!



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




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今日の気づいたこと

先に様式があるわけではない。


音楽があって、様式がある。


先にテクニックがあるわけではない。


音楽があって、テクニックはある。


エモーションを表現する手段として、テクニックがある。



でも、それらが逆になってしまう時が、ある。


そうすると、苦しくなる。


苦しいときは、たいてい方向性が間違っている、と、私は思うのです。


「脱力」。


言うはやさしいが、難しい...


でも、ほんのちょっと、変えればいいこと。


ヒントはいつも、近くにあるはず。


いえ、自分の中に在るはず。


音楽が、先にあるから。


自分の中に、いつも、あるから。


それを、内省してみよう。



今日の気づいたことでした。



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。




9月からの鹿沼フランス語講座

こんにちは。


鹿沼市で、9月から新たにフランス語講座を開催しております。

第1回目は、12日に行いました。



12月までの予定を書いておきますね

9月19日
10月10、24日
11月14、28日
12月12、26日

(基本的に毎月2回 第2、4火曜日)

時間 : 午前10:00~11:00

場所 : 鹿沼市 (お問い合わせの際にお知らせいたします)

テキスト : イニシアル 1 ( CDは別売り・CLE Intenational ) 、 ヌヴォ ケン エ ジュリー 1 (CD付き・駿河台出版社)
(購入は強制ではありません。 コピーをご希望の場合は実費でお願いいたします)

レベル : 初級

定員 : 10名

講師謝礼 : 10000円/月 を 参加者人数で割っていただいております。


現在、5名の方にご参加いただいております。


こちらがそのテキストです。




レッスンではCDを使い、ネイティブの発音を真似することによって、きれいなフランス語で話せるようにしていきます。

大切な初歩の文法の説明は、何度も繰り返ししていきます。



お問い合わせは、臼井までメールでお願いいたします。


E-Mail : masami22358★gmail.com (★を@マークに変えて送信して下さい)



先日の鹿沼市は、秋の空の色でした。


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フランス人は、この秋の空の色は 「紺色」 に見えるそうです。

紺色は、フランス語で bleu foncé ブルーフォンセ と言います。


食欲の秋、芸術の秋、そして勉強の秋.....


よかったらご一緒に美しいフランス語を学んでみませんか?



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



フランス語は音楽的な言語?

こんばんは。



先週末は、いつものフランス語学校で勉強してきました。


以前も書きましたが、私は今、フランス国民教育省・フランス語資格試験のDALF C1を目指して少しずつ勉強しています。



学校は個人レッスン形式、先生方は皆ネイティヴで、数人いらっしゃいます。



私はこの学校で同じ試験のDELF B1とB2の準備をし、この2つの試験を半年でクリアしました。



私には本当にありがたい学校です。



自分に合った先生に出逢えるのも、ご縁だと思います。



先日は、授業中に先生とフランス語や日本語が音楽的な言語かどうかのディスカッションになりました。



フランス人の先生は、フランス語は音楽的な言語ではないと思う、とおっしゃるので驚いた私は、


「え? 私はフランス語はとても音楽的な言語だと思いますが… 例えば、Bonjour!も、イントネーション豊かに発音するじゃないですか。」


と、言いました。



すると先生は、


「いや、イントネーションは普段のフランス人同士の会話ではほとんどついていないよ。 フランス語は日本語に似ていて、割りと淡々と流れてしまう。 例えば英語は、単語ひとつひとつの中にアクセントを複数持っていたりして、それが明確に響くんだけど、フランス語はそれが無い。だから、フランス語は音楽的な言語とは言えない。」


とおっしゃるのです。



さらに先生は、英語やイタリア語、スペイン語は各単語にアクセント豊かに持っているから、普通に会話していてもそれが音楽的に聞こえる、でも、フランス語や日本語は抑揚が乏しく淡々と流れてしまうので音楽的ではないと思う、と言われました。



フランス語のネイティヴの先生が言われるのですから、なるほどと、新鮮な意見に聞こえました。


また、音楽的でない言語のフランス語で映画のダイアログを作ることはとても難しく、フランス映画で自然にフランス語が話されている映画というのは実はとても数少ないそうです。


先生は日本のドラマを引き合いに出して、日本のドラマの中の日本語は会話の抑揚や感情表現が大げさ過ぎるということと同じ問題が、多くのフランス映画にある、とおっしゃっていました。



確かに日本のドラマの俳優さん達は、大げさな感情表現でセリフを話していることがありますね。


これは、フランス人が見ると多くのフランス映画の俳優さん達も同じだそうで。



普段の自然なフランス語が聞こえるフランス映画は、フランス本土に流れているものにしかない、と言っていました。




私は海外に普及されている現代のフランス映画を観ていても全く気づかなかったので、面白い意見だなぁと思いながら、先生のお話を聞いていました。



つまり、言語自体が持つアクセントや細かい抑揚が乏しいために、映画などの媒体によって表現するときに、どうしても大げさな感情表現になってしまうということでした。



先生曰く、音楽的ではない言語を話しているフランス人の多くは「音楽をすること」に対しても、大きな壁を感じていらっしゃるそうです。



そういえば、他のフランス人の先生からも、音楽のことでは色々な話を聞いていました。


フランスではピアノを習う前に、ソルフェージュと聴音をさせられ、それが出来る子供だけがピアノを習い勉強を続けることが出来るのだということも聞きました。


もっとも、これらの先生方が小さな頃というのは今から数十年前の話ですから、今のフランスはどうなのかは分かりませんが...。



フランス人とディスカッションすると、フランスが少し見えて来るような気がします。



フランス語の勉強をガチガチにするだけではなく、こんな雑談が私にはとても愉しいです。



今夜は少し長くなりました。


お読み頂きまして、ありがとうございました。



10月1日宇都宮河内図書館コンサートのご案内

こんにちは。


朝晩も随分涼しくなり、過ごしやすくなりましたね。



さて、10月1日(日)に、宇都宮市河内図書館でチェンバロのコンサートをさせていただきます。

こちらは、同図書館で毎年恒例のイヴェント、かわち図書館まつりの一環としてのコンサートです。

先着40名、入場料無料ですので、是非お立ち寄りください。

会場は、集会室。

午後2時から1時間のコンサートです。


フランソワ・クープランの小品、ダングルベール、フレスコバルディ、フローベルガー、バッハを演奏いたします。





会場でみなさまにお目にかかれますことを、楽しみにしております!



今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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