アトリエ バロック フランセーズ

心身の調和と健康、芸術性を育むバロック音楽とダンスのアトリエ

スティーブン・スタップス先生の指導力

こんにちは。

先日、5月の演奏会のリハーサルをしました。

こちらも1歩ずつ、着実に進んでおります。


アンサンブルが上手くいくかどうかは普通の人間関係同様、
「話し合いが成立するか」

なのかも知れません。

ひとりひとり、自分の音楽的考えと経験を持っています。

ですので、誰かの意見に
「合わせている」

という意識は、おそらくアンサンブルのまとまりが次第に崩れていく原因になるかもしれません。

こういうことを上手に指導していたのは、ブレーメンの音楽大学でリュートの教授だった、
スティーブン・スタップス先生。

私は、彼の音楽、指導力、語学力、人間的暖かさ、その全てを尊敬しておりました。

スタップス先生は、絶対に生徒を否定しません。

ひとりひとりが熱心であることを、いつも暖かい笑顔で認める。
そして、何よりも彼の優れた 「演奏」 で、生徒を納得させてしまうという、物凄い先生でした。

私もそんな先生になりたいと、いつも指針にしています。

とにかく、スタップス先生の通奏低音の素晴らしさ。

リュートも、そして、チェンバロも。

アメリカ人の持つ、ステイブルなリズム感。

でも、呼吸と間あいが柔らかさを持っています。

だからソリストは気持ち良く歌ったり、楽器を奏でることが出来る....。

コンティヌオを弾きながら、瞬時にソリストの音楽的な気持ちをくみ取っていくのですよね。

アンサンブルのみんなで受けたレッスンでは、ソリストパートをまず一番に考え、
「ああ、君はここでこうしたいのだね。 Masami、だからここではコンティヌオはこんな風にして支えるんだよ。」

と、ご自分でチェンバロで弾いてみせながら、教えて下さいました。

最後にはスタップス先生も、リュートで通奏低音を弾きながら一緒にアンサンブルをして下さり、

それはもう一気に音楽が神がかっていき、みんなでバロック音楽の本物の素晴らしさを体験できたのです

スタップス先生は、バロック音楽巨匠のウイリアム・クリスティーと共演なさっておりました。

母国語の英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、イタリア語、全部ペラペラ。

スタップス先生の故郷シアトルでの2005年のワークショップとファイナルコンサートでは、私もチェンバロの通奏低音で出場させていただきました。
そのときは、モンテヴェルディのオペラ、「オルフェオ」全幕を演奏しました。

先生の人間力、指導力、優れたテクニックと音楽性。

先生から頂いた沢山の貴重な学びから、今の自分のアンサンブル演奏に活かして生きたいと思います。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。


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今日の気づいたこと

言葉は音となって響く。

たとえ書かれているものでも、それを読んだとき、自分の内なる声となって頭の中に鳴り響く。

レゾナンスとなって。
Resonance、
そう、re=再び、鳴り響くのです。

だから言葉は響き。

使い方を間違えると、そのレゾナンスは記憶に残り、やがて精神を破壊させる。

言葉のレゾナンスによって傷つけられた魂を修復できるものが音楽だと、私は思っています。

言葉の無い響き、音楽。

単なる美しさを超え、精神に訴えかけてくる音楽を聴くと、心底感動します。

その感動から、心が浄化されて行く。

だから、私達は、音楽から癒されるのですよね。

自分も、そんな風に感動できる音楽に近づきたい。

今日も、精一杯生きようと思います。

今日の気づいたことでした。

お読み頂きまして、ありがとうございました。


百聞は一見に如かず?

こんにちは。

今世の中には、沢山の演奏会、展覧会、など行ってみたい、見てみたいイヴェントが溢れていますね。

どれもこれも、興味深いものばかり...。

でも、お仕事や遠方などいろいろな条件によって、実際に行けたり見たり出来るものは限られています。

そんな時、友人や知人のお話を聞けるのはとってもためになり、ありがたい情報なのですね。

こうして、インターネットでも様子を知れたり

便利な時代になりました。

百聞は一見に如かずと申しますが、百聞にも全く価値があると思います。

そして、そこで感動を共有できることが、素晴らしいと思うのです。

教えて下さる友人達、情報を共有して下さる方に、感謝です



今日も、みなさまにとって良い一日になりますように。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



今日の気づいたこと

こんばんは。

一昨日、つまり4月16日から、幾人かの大事な方々の訃報と、また友人の出産などのおめでたいニュースが混在して入っております。

それは一件ではなく、複数件で。

またつい最近、大分ご無沙汰していた、私にとっては大事な師に再会しました。

この風潮、きっと今こそ心をピュアにするように、あらゆる先入観から解き放たれるようにと、何かが言って下さっているように私には感じられます。

ありのままを受け止め、よりポジティブなものを選択して、心豊かに過ごしたいですね。

正直に、笑顔で。

ゆっくり一歩一歩。

今日の気づいたことでした。


今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



五感を刺激する春・・・コレクション

こんにちは。

まだまだ寒さが残っておりますが、眺める景色は春の優しい彩りにあふれ、五感を楽しませてくれます。

先日、スーパーで大安売りしていた菜の花でパスタを作りました。
これは、以前買ったイタリア人のマリオさんのパスタ料理という本に載っていたものです。
ニンニクと菜の花だけで作る、シンプルパスタ。

マリオさんは、春、おかずがなくなると畑に菜の花を取りに行ってこのパスタを作るんだ、と書いてありました。
味は絶品だそうです。



苦味が何とも言えない美味しさです。
味覚の楽しみ


そして、桜も満開に。

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青い空に、濃いピンク色が映えますね。
視覚の楽しみ


こちらは、山椒の芽。
香りが好きです。
つまんでそっと、匂いを嗅ぎました。
爽やかな香り。
ミントに似ていますが、山椒独特のピリッとした匂い。
効能がありそうです。

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そして、これは名前が分からない、野の花。
ラズベリーの花に似ています。
少し、甘い香り。

臭覚の楽しみ(そんな言葉、あるのかな~)

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これは、春菊の花。
冬は、お鍋に入れて身体を温めて、春は、こうして目を楽しませてくれます。
ガーベラに似てますね。

黄色が鮮やかです。

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小鳥が、ミレド♪、とか、レシソ♪とか、きれいな声で鳴いています。

聴覚の楽しみ


そして、最後の触覚の楽しみは、この人。

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クロさんでした
(春コレには関係ありませんね)
今日は風が強かったのですが、少し気分転換できました。
みなさまも、どうぞ良い週末をお過ごしくださいね。

今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。



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プロフィール


臼井雅美

Author:臼井雅美
ピアノを東京音楽大学で、古楽をドイツのブレーメン芸術大学とフィンランドで学びました。
チェンバリスト、クラヴィコーディストです。
バロックダンスは、フランスで勉強してきました。
ピアノは大手楽器店、また個人の音楽教室でたくさんの子供たちを教えていました。

カーステン・ローフ教授によるプロフェッショナルチェンバリスト、通奏低音奏者資格取得

フランソワーズ・ドニオによるバロックダンス教授資格取得

ハノーファー・インリィングアで、ドイツ語資格B1取得

DELFフランス国民教育省フランス語資格試験B2取得

アテネ・フランセ フランス語上級試験合格

2002年東京音楽大学研究員
2005年~2011年東京音楽大学「音楽と修辞」担当助手
2005年~2011年くらしき作陽大学特別講師
バッハの学校講師

栃木県蔵の街音楽祭、岡山音楽祭、松山音楽祭出場

丸山桂介著「バッハ聖なるものの創造」(2011年春秋社)に、バロック運指法について記述、並びにクラヴィコードによるバッハ「インヴェンションとシンフォニア全曲」を収録。(ISBN978-4-393-93788-4C0073)

ソロ演奏会や日本や海外の演奏家との共演、レッスンを行っています。

猫とチョコレート、自然が大好きです。


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